最近、学校や家でも「ChatGPT」を使っている人が増えてきました。質問するとすぐに答えが返ってくるし、作文のアイデアや宿題のヒントにもなる、とっても便利なツールです。
でも、ただ使うだけで本当に力がつくのでしょうか?人が考える力が退化してしまったりしないでしょうか?
実は、ChatGPTの「使い方」しだいで、将来に大きな差がつくと言われています。このブログでは、知っておきたいポイントを紹介します。
いっしょに、ChatGPTを味方にして、もっとレベルアップしていきましょう!
ChatGPTで差がつく「間違った使い方」とは?

まず、ChatGPTを「使ってるのに力がつかない人」には、ある共通点があります。
それは、自分で考えることをやめてしまうことです。
たとえば、「これ教えて」「物語を考えて」と聞いて、そのまま答えをコピーして終わり。「ふーん、そうなんだ〜」だけで終わってしまう。これって、自分の頭をまったく使ってないんです。
たしかに便利に感じるかもしれませんが、そんな使い方をくり返していると、気づかないうちに「考える力」が身に付かなくなるため、危機感を感じます。
頭を使わなくても済むクセがついてしまうようなものですね。
そして、この差はあとから取り戻すのがどんどん難しくなると考えています。
差がつく人がやっているChatGPTの正しい使い方

じゃあ、どうすればChatGPTをうまく使えるのか?
それは、ChatGPTを「考えるための道具」として使うことです。ChatGPTは、自分の考えを広げたり、深めたりするのにぴったりの相手です。
たとえば、「こう考えたけど、どう思う?」とか、「他にどんな考え方がある?」といった自分の意見や疑問をベースにした使い方をしてみましょう。
使い方をちょっと変えるだけで、ChatGPTはただの便利ツールから、「自分の力を育ててくれるパートナー」になります。
ChatGPTで差がつく「良い問い」の立て方とは?
ChatGPTをうまく使っている人には、ある共通点があります。
それは、質問のしかた(=問いの立て方)が上手なんです。
ただ「◯◯って何?」と聞くだけではなく、もっと具体的に、深く、広く問いかけることがポイントです。
たとえば、「何を食べたい?」ではなく、「中華以外でアルコールが飲める新しいレストランはどこか?」のように聞くと、よりわかりやすく、考える力もついてきます。
良い問いのコツは3つあります:
- 具体的に聞く:「どこで?」「どんなふうに?」を入れると◎
- オープンに聞く:「はい・いいえ」で終わらない質問にしよう
- 深く聞く:「なぜ?」「どうして?」で話を広げてみよう
最初はむずかしく感じるかもしれませんが、くり返し練習すればどんどん上達します。自分の問いをふり返ったり、友だちに聞いてもらったりすると、もっといい問いがつくれるようになります。
良い問いができるようになると、ChatGPTとのやりとりがもっと楽しく、学び深くなるはずです!
ChatGPTを考える力を伸ばす道具として使う
ChatGPTは、ただの答えを出すだけのAIじゃありません。
本当にすごいのは、「自分で考えたこと」をぶつけてみたときなんです。
「こう考えたんだけど、合ってるかな?」「この意見について、フィードバックしてほしい」と聞いてみると、いろんな視点や意見を教えてくれます。
例えば、レポートを書くときに
「環境問題について自分なりに意見を書いたけど、これって説得力あるかな?」
とChatGPTに聞いてみます:
すると、「なぜそれが問題なのかを一歩掘り下げると良いよ」「反対の意見も書いてみるとバランスが取れるよ」などアドバイスがもらえます。
つまり、自分で考えたことをChatGPTに見せて、それを確認したり広げたりするためのツールとして使うんです。こういう使い方をしていると、ChatGPTを使いながらでも、ちゃんと「自分の考える力」が育っていきます。
ChatGPTを生活の一部として使う
ChatGPTは、特別なときだけ使うものじゃありません。
ちょっとしたスキマ時間や、ふと思いついた疑問をぶつけるだけでもOK。
たとえば「今日はなんで気分がのらないのかな?」とか「この本の感想、どうまとめよう?」なんて話を投げかけてみてください。むずかしいテーマじゃなくていいんです。
自分の考えをちょっと言ってみる → ChatGPTが返してくれる → それについてまた考える。
そんな「会話のキャッチボール」をくり返していくことで、自然と考える力や伝える力が育っていきます。ほんの少しでいいから、ChatGPTを生活の中に取り入れてみること。それが、未来の自分をつくる第一歩になるかもしれません。
まとめ
ChatGPTは、使い方しだいで「思考停止のマシン」にもなれば、「成長のパートナー」にもなります。
ただ答えをもらうだけでは、将来大きな差をつけられてしまうかもしれません。
でも、上手に使えば、あなたの力をどんどん伸ばしてくれる道具になります。
これからの時代、AIとどう向き合うかがすごく大事。
ぜひ、今日から「自分で考えるために使うChatGPT」を意識してみてくださいね!