StableDiffusionでは、タイリングという機能があります。
この機能を使えば、上下左右を継ぎ目なく繋げたシームレスなアートを生成することが可能です。
この記事では、タイリング生成の操作方法とどういった画像が生成されるのかを例に挙げてまとめています。
ぜひ、参考にしてください。
#StableDiffusion でタイリングアートが簡単に作れました。
— NAO🌈☀️ (@NAO_NFTs) October 28, 2023
繋げても継ぎ目のない画像がサクッと作れるのは感動です✨ pic.twitter.com/KwpNDlnpGJ
タイリングテクスチャとは
タイリングとは、様々なコンテキストで「隙間なく並べて覆う手法」のことです。
パズルのピースをぴったり隙間なく並べるようなものです。
たとえば、ゲームの中で床や壁がどこまでも続いて見えることがあります。
これは、同じ柄の小さな絵をたくさん並べて、大きな空間を作り出しています。パソコンやゲームの背景などは、このような小さな絵を並べて、世界観を作り出しています。
テクスチャとは、「生地」「質感」「感触」を表現するために使われる画像のことです。
その物がどんな感じか(硬い、柔らかい、ざらざらしているなど)の質感を表現するもののことです。
たとえば、ゲームで登場する建物や箱に、石や木の絵(テクスチャ)を貼り付けると、それが本当に石や木でできているみたいに見えるようになります。これにより、ゲームの世界観がもっとリアルに作ることができるようになります。
タイリングを生成してみる
操作方法
任意のプロンプトを入力後、「タイリング用の画像を生成」にチェックを付けましょう。
この状態で生成を開始するだけです。
生成例
生成したタイリング画像はこちら。
4枚連ねてみたときの画像も載せておきます。
生成された1枚だけで見るより連ねた方が面白みが出てきますね。
まとめ
普段タイリング画像を作る機会は少ないと思いますが、知っておいて良い機能ですね。
たまには違った画像をつくると気分転換にもなるし、インスピレーションを得ることもできるかもしれませんね。