
由美さん!AIがコードを書いてくれるって聞いたんだけど、それってどういうことなの?

いい質問ね、カワウソくん。最近、OpenAIの共同創設者であるアンドレイ・カーパシーさんが『バイブコーディング』という新しい概念を提唱したの。

簡単に言うと、AIに指示を出してコードを書かせる手法よ。

じゃあ、僕が『ゲーム作りたい!』って言えば、AIが勝手に作ってくれるの?

そこまで一瞬ではできないけど、かなり近いことができるわ。

たとえば、AIに『簡単なジャンプアクションのゲームを作って』って言うと、基本的なプログラムを書いてくれるの。

すごい!でも、コードって難しい記号がいっぱい並んでるよね?

AIが本当に理解してくれるの?

今のAIは、自然言語で指示を出せば、それを適切なプログラムに変換できるのよ。

たとえば、カーパシーさんが開発した『Composer』というツールでは、ユーザーが音声で指示を出すだけで、AIが自動的にコードを書いてくれるの。

じゃあ、『AIに音声でお願いするだけ』でプログラムが完成するの?

そうよ。しかも、もしエラーが出たら、『このエラーを修正して』って言うだけで、AIが解決策を提案してくれるの。すごく直感的でしょ?

でも、そんなすごい技術、本当に役に立ってるの?

もちろんよ!実際に、いくつかの企業や開発者がバイブコーディングを活用しているわ。

どんなところで使われてるの?

たとえば、シリコンバレーのあるスタートアップでは、新しいウェブアプリを作るときにバイブコーディングを活用しているの。

普通なら開発者が何週間もかけてプログラムを書くような作業を、AIが数時間でこなしてしまうのよ。

そんなに速く!?じゃあ、もうプログラマーはいらないんじゃない?

それがそうでもないのよ。AIはすごく便利だけど、完全ではないの。

例えば、AIが生成したコードには、時々バグがあったり、セキュリティの問題があることもあるの。

だから、最終的に人間がチェックすることが大事なのよ。

なるほど…AIが全部やってくれるわけじゃないんだね。

でも、プログラマーの仕事は変わりそう!

そうね!プログラマーは、単にコードを書く人ではなく、AIを活用してより効率的に開発する存在になっていくの。

AIと協力することで、よりクリエイティブな仕事に集中できるようになるわ。

ただ、確かにバイブコーディングにはすごい可能性があるけど、いくつかの課題もあるのよ。

例えば、AIが作るコードは、人間が書くコードと違って、意図しないバグやセキュリティの問題が発生しやすいの。

特に、AIは過去のデータをもとにコードを生成するから、必ずしも最新のセキュリティ対策が反映されているとは限らないのよ。

でも、エラーが出たらAIが直してくれるんじゃないの?

それがね、AIが提案する修正案が必ずしも正しいとは限らないの。

場合によっては、さらに別のエラーを生んでしまうこともあるのよ。

だから、AIが作ったコードをそのまま使うんじゃなくて、人間がしっかり確認して、必要なら修正しないといけないの

なるほど… じゃあ、完全にAI任せってわけにはいかないんだね。

そうね。

あともうひとつの課題は、AIにどう指示を出すかが難しい点ね。

例えば、『簡単なブログサイトを作って』って言っても、どんなデザインにするのか、どんな機能が必要なのか、細かく伝えないといけないのよ。

うわぁ、それって意外と大変そう…

そうなの。でも、これって人間のデザイナーやエンジニアに依頼するときと同じなのよ。

結局、AIも『どう動いてほしいか』をきちんと伝えないと、思った通りの結果にはならないの。

バイブコーディングは、これからどんどん進化していくから、うまく取り入れれば、より多くの人がプログラミングに参加できる時代が来るわね。
出典:Silicon Valley’s next act: bringing ‘vibe coding’ to the world