
ホンダと日産が一緒になるって話があったの?

そうなのよ。日本の自動車業界にとって、大きなニュースになるはずだったの。

でも…結局、交渉はうまくいかずに破談しちゃったのよね。

なんで!?ホンダと日産が組んだら、すごく強くなりそうなのに!

それがね…色々と事情があるんだろうけど。

まず、お互いの企業文化が違いすぎたのが大きな理由ね。

ホンダは、ずっと『独立独歩』の精神を大事にしている会社なの。つまり、誰かと組むより、自分たちでやりたいっていう考えが強いのよ。

一方で日産は、フランスのルノーと長年パートナーシップを組んできたから、もともと“協力”には慣れている。

でも、この考え方の違いが大きすぎて、なかなかうまく噛み合わなかったのね。

なるほど…。でも、それなら早く決断すればよかったのに。

そうなのよ。しかもタイミングが悪くてね。

日産は2024年度の第3四半期で約800億円の損失を出す見込みだったの。

だから、統合の話を進める余裕もなかったんじゃないかしら。

そんなに損失が!?日産、大丈夫なの?

EV(電気自動車)の開発や販売が思ったより進んでいなくて、競争に出遅れたのが原因ね

日本のメーカー、大丈夫なのかな?

そんな心配をしている間に、中国のBYDが驚きの発表をしたのよ。

BYDって、そんなにすごい会社なの?

もちろんよ!BYDはもともと電池メーカーだったんだけど、EVの時代が来ると見越して、自動車業界に本格参入したの。

それで今や、世界のEV市場でテスラに次ぐトップクラスのメーカーになったのよ。

そして、新しい車を発表したの。

それが、AIを活用した運転支援システム『天神之眼(God’s Eye)』よ。

天神之眼!?なんだかすごそうな名前!

カメラやセンサー、ライダー(LiDAR)を駆使して、運転をサポートしてくれるの。
例えば,,,,
- エンドツーエンド(E2E)制御アルゴリズム: 車のカメラやセンサーが周囲をしっかり把握して、AIが自動で運転の判断をしてくれるのよ。
- 高速道路での運転支援: 障害物を避けたり、信号での発進・停止、追い越しや車線変更までサポートしてくれるわ。
- 自動緊急ブレーキ(AEB): 時速100kmでもしっかりブレーキをかけてくれるの。将来的には120kmや140kmにも対応する予定よ。
- スマートフォンによる遠隔駐車: 車の近くにいなくても、スマホ操作で駐車できるの。狭い場所でも安心ね。
- 戦略的な普及展開: 20万元以下のEVモデルにも搭載されて、より多くの人が使えるようになるの。BYDの得意な価格帯で、他のメーカーも追随するかもね。

そんな未来的な機能がもう実用化されてるの!?すごいね!

しかもね、BYDはこの天神之眼を、多くの車種に“標準装備”するって発表したのよ。

えっ!?特別な高級車じゃなくて、普通の車にもついてるの!?

それ、日本のメーカーは大丈夫なの?

日本メーカーはこのままだとヤバいかもしれないわ。

だって、2024年のBYDの販売台数は427万台なのよ。

ホンダや日産は?

ホンダは約400万台、日産は約350万台。

つまり、BYDはもう日本メーカーを超えちゃってるのよね。

BYDの強みは、EVの技術力と価格の安さ。

特に中国市場では圧倒的な人気なのよ

でも、日本のメーカーだって負けてられないよね!

そうね、日本メーカーが巻き返すには

EV開発のスピードを上げる。AI技術の進化。企業同士の連携を強める。ってところかしら。

本のメーカーにもまだチャンスはあるんだね!

もちろんよ。技術力や品質の高さでは、まだまだ世界トップクラスなんだから!
出典:日産・ホンダ、“悪くない”組み合わせだったが… 乗り越えらぬ文化の違いとプライド
出典:日産の今期800億円の最終赤字、リストラ費用1000億円 3工場閉鎖へ
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