
ねえ、由美さん!法律事務所がAIをテストしたって聞いたんだけど、どういうことなの?

Linklatersはイギリスの大手法律事務所で、AIが法律業務をどれくらいこなせるのかを調べるために、独自の試験を作ったのよ。

『LinksAI English law benchmark』っていう試験で、AIモデルが複雑な法律の質問にどれだけ正確に答えられるかを評価したの。

AIが法律の試験を受けるの?

そうなのよ。試験では、さまざまなAIモデルが使われたの。

たとえば、GPT-3.5、GPT-4、それからBardなんかもね。

最初のテストではBardが10点中4.4点でトップだったんだけど、最近のテストではOpenAIのo1モデルが6.4点を取ったの。

つまり、AIの性能がどんどん進化しているのよ。

AIが弁護士と同じくらい法律の知識を持ってるってこと?

そこはまだちょっと違うかな。

AIは確かに法律の知識を持ってるんだけど、あくまでデータの蓄積とパターン認識が得意なだけで、人間の弁護士が持つ“経験”や“判断力”には及ばないわ。

でも、契約書のドラフトを作ったり、法的なリサーチを手伝ったりするのにはとても役立つのよ。

そっか。でも、AIがそんなにできるなら、そのうち弁護士さんはいらなくなるんじゃない?

それはないわね。法律の世界では、“解釈”がすごく重要なの。

たとえば、同じ法律でも、状況や文脈によって適用の仕方が変わることがあるでしょう?

それに、裁判では人間の心理や感情も考慮されるわよね。

AIはそういう“人間らしい判断”をするのがまだ苦手なのよ。

なるほど!じゃあ、AIは弁護士さんの仕事を奪うんじゃなくて、手助けするって感じなんだね?

そういうこと!たとえば、弁護士が依頼人のために契約書を作るときに、AIがドラフトを作っておけば、それを元に手直しすればいいから時間の節約になるの。

単純なリサーチや書類作成はAIに任せて、人間の弁護士はよりクリエイティブな仕事や、複雑な判断をすることに集中できるようになるのよ。

おー、AIと人間が一緒に働くことで、もっといい法律サービスが提供できるんだね!
出典:Linklaters makes robots sit law exams to assess quality of advice