【StableDiffusion】モデルの変更方法(Web_UI版)

AI

StableDiffusionモデルの変え方について、Web UI版をご紹介します。

VAE(Variational Autoencoder)を活用したモデルの変更方法を解説します。

非常にカンタンな手順と具体的なステップをご紹介します。


モデルの探し方

なお、safetensorsファイルはモデルによって特徴が違います。

望みのモデルを入手しましょう。入手方法はこちらを参考にしてください。



モデルファイルの配置

safetensorsファイルを所定の場所に配置しましょう。


StableDiffusionのインストールフォルダ内の「 \data\StableDiffusion」配下に、入手したsafetensorsファイルを置きましょう。



これで配置できました。



モデルファイルの読み込み方法

StableDiffusionにモデルを反映しましょう。

モデルは画面左上のプルダウンから変更できます。


まず、リフレッシュボタンを押します。

そしてプルダウンを押すと、先ほど配置したsafetensorsファイルを選択できるようになります。



読み込みに少し時間がかかります。



これでモデルの反映ができました。



VAEファイルの配置

VAEファイルを所定の場所に配置しましょう。

VAE:Variational Auto Encorder(変分オートエンコーダ)と呼ばれています。

はっきりとした色彩に仕上がりになります。

これによって、イラストのクオリティを上げることができるようです。

代表的なVAEは、『vae-ft-mse-840000-ema-pruned』と言われています。

ダウンロードは下記リンクから行ないます。

stabilityai/sd-vae-ft-mse-original at main
We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.



「vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors」ファイルをダウンロードしましょう。

https://huggingface.co/stabilityai/sd-vae-ft-mse-original/tree/main



StableDiffusionのインストールフォルダ内の「 \data\VAE」配下に、入手したsafetensorsファイルを置きましょう。



これで配置できました。



VAEファイルの読み込み方法

VAEを反映しましょう。

設定タブから「StableDiffusion」メニューを選びます。

リフレッシュボタンを押します。

そしてプルダウンを押すと、先ほど配置したVAEファイルを選択できるようになります。



「設定を適用」→「UIの再読み込み」を押しましょう。



反映が完了しました。



VAE変更をカンタンにできるコツ

StableDiffusionに触れていく中で、以下のように感じることが出てきます。

  VAEを変えるたびに設定メニューを表示させてるのが面倒。

  今はどのVAEが選択されているのかがわかりにくい。


これらを解消できる設定(コツ)を併せて紹介します。

デフォルトでは「SD VAE」項目が無いのですが、表示させることができるのです。

こんな感じ。





さっそく設定方法を見ていきましょう。

「設定」→「ユーザインターフェース」メニューを開きます。



「クイック設定」の項目に「sd_vae」を追加します。




「設定を適用」→「UIの再読み込み」を押しましょう。




トップメニューに「SD VAE」項目が表示されました。



設定が完了しました。




モデルの変更ができるようになりました。

いろいろなモデルを試してみて、自分好みのモデルを見つけてステキなStableDiffusionライフを送りましょ!

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